| 第二編 第12話 | 鈴木豊三郎 | |||||||||||||||||
| テニスコートに吹く風 |
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| 2006年8月13日午前10時28分この風が少しだけ吹きました。 |
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私はテニスが好きです。もう随分長くなります。でもその割には、あまり上手にはなりません。楽しめばいいと思いながら、プレイをしますので、そのせいなのでしょう。でも、お陰様でこの年まで病気らしい病気もせずに来れたのは間違いなくテニスのお陰だと思っています。 |
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なぜ続いてきたのかと考えるに、丁度季節としては、5月、6月頃でしょうか。それから秋も良いですね,青空の広がった日、爽やかな日に丁度秒速にして1メートル位でしょうか。テニスで汗をかいて一休みしている時、時々この風が吹いてきます。実に心地良いのです。心が癒されるのです。あの風は、テニスをしている時以外なかなか感じる事はありません。あの風を感じたい為にテニスをしているのかもしれません。 |
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| 以前、とあるテニススクールに通っていた頃、テニスを習ったコーチも同じ事を言っていました。 「この風はテニスをしている時にしか感じないかもしれない。少なくともエアコンの効いた部屋の中にいたら、決して感じることは無いだろう。この風を感じたいからテニスのコーチを続けていたいのだ」と,話していた人がいました。親は就職しろと言うのだけれど・・・・・・・あの人は、今どうしているかなとふと思い出す時があります。エアコンの効いた部屋で今頃仕事をしているでしょうか。 |
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