第二編   第11話
近世服装のうねり 女性編
 

女性の服装も男性の服装が変わったと同様変化しています。男性と女性が並んだ時のバランスがありますから。どちらかと言うと女性が変わりそれに合わせて男性のファッションが変わっていくのですが。現在私たちは常時いわゆる洋服で過ごしています。もう和服を着る事はほぼ皆無になりました。でも私の子供の頃は父兄会(現在は保護者会少し前は父母会でしょうか)と言うと和装で出席する人たちもかなりありました。大して変わらないように感じますが結構変化しているものですね。


明治時代は洋装の正装と言うと鹿鳴館を思い出します。西部劇を見ていると似たような服装をした女性がスクリーンを賑わせました。いつの間にか、現代の服装に代わって行きますが、そのきっかけは現在でもブランド物の一世を風靡しているフランスのシャネルが発売した、コルセットをはじめとする補正下着をつけない着心地の楽なスーツだと言われています。あの、襟がなく、ほっそりと見えるスカートの上下の物です。活動的で、扱いが楽、しかも新鮮な感じが時代の女性に熱狂的に受け入れられたのでしょうね。



丁度その頃の話というと、西部劇にこだわりますが、”大いなる西部”という作品が、その頃の時代のストーリーを題材にしたものだそうです。荒くれ物を星のマークを付けた保安官が取り押さえてゆくような筋書きから、だんだんと洗練されたスタイルに時代が移ってゆく所をテーマにしているそうです。一度私もその映画を見てみたいなと思いつつ、いまだに見るチャンスに恵まれません。興味深い作品だと思いませんか?


女性の服装は目まぐるしく変わって行くのですが男性のような規則性はあまり無いようです。それだけに楽しいですよね。かつては受け入れられなかったスタイルが時代と共に流行の最先端になったりして。
日本の和装はもうかつてのように一般化して行く事はないかでしょうね。でも最近は浴衣姿は花火大会の日など随分見ます。江戸時代には浴衣は下着のようなものだったそうですが、ある日町娘たちがわっと着て流行したとか。
あと20年もすると水着で街を歩くと予想しているファッションデザイナーがいらっしゃいますが・・・・・・。



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